2015年09月15日

週報 ピレモンの従順―兄弟愛と赦し

「奴隷以上の者、すなわち、愛する兄弟としてです。」(ピレモン一六)
   ピレモンは、コロサイの町に住んでいる、富んでいるキリスト者でした
そして、伝道者パウロによって、信仰に導かれました。
 多分、時間がかなりたったある日、パウロがㇿ―マに囚人として、幽閉されていた時、オネシモという、コロサイ人に福音を伝えました。彼は、熱心にパウロに仕える者へと変わりました。しかし、事情を聞くと、自分は逃亡奴隷であることがわかりました。当時、逃亡奴隷は、主人に返さなければならないことが決められていました。そして、元の主人の所に帰ったとしても、どう扱われても、受け入れるしかありません。罰を受けるか、最悪の場合は、いのちの保障はありません。主人の心ひとつで決まります。
 パウロは、オネシモを失いたくはありませんでした。しかし、法律を無死することは出来ません。そこで、パウロは、ピレモンに執り成しの手紙を書きました。パウロは、ピレモンの主に従順である所に期待して、心からの執り成しを願ったのです。ピレモンを導いた者としてでなく、友としての立場から、執り成しました。しかも、前と同じ奴隷としてではなく、兄弟として受け入れてほしいと懇願したのです。
 結果はどうだったのでしょう。一世紀末のイグナティウスの手紙の中に、「エペソの監督者オネシモ」と書かれてある手紙があります。このオネシモが、その後の許されたあのオネシモの姿です。従順―すばらしいですね。
posted by sbbc at 21:24| 週報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする